これってどうなの

アクセスカウンタ

help RSS 「はやぶさ」着陸していた

<<   作成日時 : 2005/11/24 20:26   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

20日行われたミッションでは「はやぶさ」は小惑星「イトカワ」へ着陸することなく離脱し、一回目の実験は失敗と見なされていましたが、その後のデータの解析から30分程着陸し、その後再び離陸していたことが判明しました。
このことは、人類の造った宇宙船が月以外の天体へ着陸し、再び離陸した世界初の快挙ということを意味しています。

以下、詳細を「日本惑星協会」のメルマガより抜粋して紹介します。
「はやぶさ」は、日本時間2005年11月19日の午後9時、「イトカワ」から高度約1キロメートルのところから降下を開始し、以後誘導と航法は順調に行われました。
翌20日の午前4時33分に地上からの指令で最終の垂直降下を開始し、ほぼ目的とした着地点に「はやぶさ」を降下させることに成功しました。

垂直降下開始時の速度は毎秒12cmでした。午前5時28分、高度54mに到達した時点で、ターゲットマーカーの拘束解除の指令を出し、同30分、高度40mで、探査機自身が毎秒9cmの減速を行って、マーカーを切り離しました。
つまり、マーカーは秒速12cmで下り続け、「はやぶさ」本体は秒速3cmで降下していったというわけですね。
マーカーは、イトカワ表面上、「ミューゼスの海」の南西に着地しました。
「はやぶさ」はその後、高度35mでレーザー光度計を近距離レーザー距離計に切り替え、高度25mで、降下速度をほぼゼロにして浮遊状態(ホバリング)にはいりました。

その後、「はやぶさ」は自由降下を行い、日本時間午前5時40分頃、高度17m付近で、地表面の傾斜に自分の体の向きを合わせる姿勢制御のモードに移行しました。

以降、実時間での搭載各機器の状態把握は出来なくなりましたが、「はやぶさ」上で記録されたデータを再生した結果によれば
1 障害物検出センサが何らかの反射光を検出した。
2 そのため、降下の中断が適当と自らが判断して緊急離陸を試みた。
3 しかし、「はやぶさ」自身で離陸加速を遂行するためには姿勢に関する許容範囲が設定されており、この時点では姿勢がその範囲の外にあったので、安全な降下の継続が選択されなかった。
4 その結果、「はやぶさ」は着陸検出機能を起動しなかった。

当初、「はやぶさ」は表面への着陸を行っていなかったと判断されていましたが、再生したデータによれば「はやぶさ」はその後、緩やかな2回のバウンドを経て、およそ30分にわたりイトカワ表面に接触を保って着陸状態を継続していたことが確認されています。
これは、近距離レーザー距離計の計測履歴や、姿勢履歴データから確認することが出来ます。

この事象が生じたのは、NASAの深宇宙局から臼田局への切り替えの間であったため、地上からのドップラー速度計測では、これを検知できませんでした。
2回のバウンド時の表面への降下速度は、毎秒約10mでした。
現時点では探査機への大きな損傷は確認されていませんが、ヒータセンサの一部に点検を要すると思われる項目があるようです。

「はやぶさ」は、安定して着陸を継続し、日本時間午前6時58分に地上からの指令で緊急離陸を行いました。
資料採取のための着陸検出機能は、起動さえていなかったため、実際に着陸が行われていながら、弾丸の発射は行われず、サンプル採取にかかわる以降のシーケンスは実行されていません。

「はやぶさ」は指令を受け離陸した後、セーフモードに移行し、これを立て直すために、11月21,22日の両日を要しました。
このため、今日現在でも、20日に記録したデータの再生はなお中途の段階にあり、今後の解析でさらに新たな事実が出てくる可能性もあります。
現在、再度の着陸、資料採取シーケンスを開始出来る地点に向かって飛行中です。

11月25日に予定されている2回目のミッションを開始できるかどうかは微妙な状態のようですが、是非、頑張って資料を地球まで持ち帰って来て欲しいものです。

テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「はやぶさ」着陸していた これってどうなの/BIGLOBEウェブリブログ
[ ]